書評ブログ
ゆうこす 著「共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る」
自身の経験に基づくSNSマーケティング攻略
本書はゆうこすさんが長年SNSと向き合って見つけた、ノウハウとSNSとの向き合い方をまとめた本で、
著者のゆうこすさん自身も、満を辞して出版に至ったという一冊です。
内容としては、「発信より応援されることが大事」「共感+メリットがないと人はフォローしない」など
現代のSNSの使い方について、最新かつ詳細に書かれてあります。
ただ、僕がこれまで読んできた西野さんや尾原さんの本の内容とも重なるところがあると感じました。
最先端のマーケターたちとの共通点
例えば、西野さんが5年以上前から言っていた「フォロワーよりファン」「セカンドクリエイター」「機能より意味」という内容に
近いことが書かれてあり、その内容をSNSに置き換えて、ゆうこすさんがプロデュースしている"youange"で実践された
「共創マーケティング」や過去の投稿を消さずに残すことでストーリーが生まれることなどの事例を紹介されていました。
また、何者でもない人はメリットを提示すること(ギブ)が大事だという話は、
尾原和弘さんの「あえて数字から降りる」にも似たような内容がありました。
本書にはSNSですぐに使えそうなノウハウがぎっしり書いてありますが、SNSは特別なツールではなく、
僕たちの日常の延長線上にあり、日頃から自分の価値を高めて初めて活用できる、そんな気がしました。
なので、まずは自分の価値を高め、その価値をSNSで届けるときに、本書で学んだことを実践していこうと思います。