僕が出逢った十人十色

シェアで想いを繋ぐシェアラボのビジョン Vol.1 なんで新しいものが欲しいのか分からない

対談企画「僕が出逢った十人十色」第9弾は、シェアで豊かな社会を作りたいと願って5月末にNPO法人シェアラボを設立された堀脇泰治さんと対談しました。堀脇さんが思い描くシェアで賄える「やさしい社会」とは?!

堀脇 泰治
1987年生まれ。千葉県出身。市民の安全を守る消防活動に従事する傍ら、「シェアで賄える社会を作りたい」と思い立って、2018年5月末にNPO法人シェアラボを設立する。家電のシェアを始めとして、フリーアンブレラやフードバンク、余っている服を海外に送ることなど、世の中を「所有からシェア」へ変えていこうとしている。

もともとは同棲がきっかけだった

堀脇 泰治 こんな機会ありがとうございます。

ケンフィー シェアラボというのを始めようと思ったエピソードはありますか?

堀脇 泰治 もともと、彼女と同棲するために引っ越しする際に、家具が二つになってしまうから、(同じ家具のうち)ひとつをどうしようかなって思った時に、お店に売ったらすごく安く買われて高く売られるから店しか良い思いしないなと思ったのが始まり。それでTwitterで「誰かいる人?」って言ったら、「私も欲しい」「私も欲しい」っていう反響があって、意外と必要な人っているんだと思いました。それを思ったときに自分が不要なものでも、誰かが必要としているというのをすごく感じて、ちょうどその時に、ものが自分の周りにありすぎている疑問というか、「なんでこんなに物が人は必要なんだろうか」ってふんわりと考えていて、元エクアドル大統領の演説でも「物がありすぎることは幸せじゃないんだ」っていうことを言っていて、もっと身軽に過ごせるんじゃないかと思い、極限まで物をなくしてみる生活が始まりました。それで引っ越しの際にいらなくなったものというのは家電が多かったので、家電というものを必要としている人はもっといるんじゃないかなって、あと「なんで新しいものを人は買う必要があるのか」ということにすごく疑問に思って、誰かの要らないものを他の誰かにシェアできる形になったら、新しいものを買わなくても、そのものをずっと使い続けられていくんじゃないかなっていう風に思ったのがきっかけですね。

モノを減らしたいと思った動機

ケンフィー 僕自身もメルカリで要らなくなったものを売っていて、例えば高校の時に使っていた参考書とかをメルカリで売ってみたら、買ってくれる人がいて、「自分が要らなくなったと思ったものでも、必要としている人はいるんだ」というのが嬉しかったですね。

堀脇 泰治 (要らないものって)家に置いていると荷物になっちゃうので、必要としている人に渡せたら、もっと良いモノの循環が生まれるんじゃないかって思いますね。

ケンフィー その延長で、家に物があったら、何か必要なときに家に一旦帰らないといけないというのが煩わしく感じて、一番最初に持ち運ぶのが面倒だと思ったのが「ノート」なんですよ。ノートって教科ごとに分けると思うんですけど、使わないノートは家に置いていくじゃないですか。だとすると、その日の時間割に合わせてノート持って行ったときに、次の授業まで時間があるから、明日の課題でもしようと思っても、そのノートが家にあると課題ができないと言った感じになるのが嫌で、Clearというノート共有アプリを使い始めました。もともとは「共有」することが目的ではなくて、自分がノートを持ち運ぶために使っていましたね。

堀脇 泰治 へぇ~。今はそういうのがあるんだ!要は画像として保存しているやつを、ページを残しているというわけですよね。

ケンフィー それをスマートフォンで見れるという

堀脇 泰治 へぇ~便利!

ケンフィー というのが、僕がモノを減らしたいと思った出来事ですね。そこから、教科書も持ち運びたいと思うようになりました。ただ授業を受けている科目の教科書を電子化すると、スマホやタブレットが持ち込めない場合が多いので電子化はできないんですけど、今まで使っていた教科書って、見返す時に本じゃなくてもいいんじゃないかなって思って。見返す時に、「確かこの教科書の何ページぐらいに載っていたな」ってなるんだったら、電子ファイルでもいいんじゃないかなって、教科書をすべて電子ファイルにしましたね。まぁ結構お金はかかりましたけれど。

堀脇 泰治 なるほど。それでも長い目で見れば、重たい荷物を持ち運ぶ必要はなくなりますよね。

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