僕が出逢った十人十色

映像で世界を取る!株式会社STREAMING代表 上野 健太さんの覗き見にかける想い

Vol.3 これからは考えなくても観れる映像の時代へ

画面の大きさで視聴行動が変わる

ケンフィー 1人の配信者の映像を見るよりは複数並べて観たいという需要があるんじゃないかなって思ったんですが、どうですか?

上野 健太 今それを検討してます。

ケンフィー 1人だとあまり変化はないけど、防犯カメラの映像を刑事が眺めているような感じで、「あ、ここに変化ある」みたいな感じで覗けると面白いですよね。

上野 健太 そうですよね。やっぱりYouTubeのコンテンツと比べると、いい意味でも悪い意味でも「覗く」って情報量少ないんですよ。テロップとかも入らないし、その覗いたスポットに動きがめちゃめちゃあるわけでもない。

ケンフィー そうですよね。

上野 健太 動きがある時もあるとは思うんですが、4画面とか3画面で見れたらたぶん楽しいですよね。もちろん1画面で見てて楽しい人もいると思います。だから全然それは考えていましたね。むしろそれが機能としてYouTubeと差別化もできますし。

ケンフィー それこそユーザーが、例えば10個あるうちの4つ選んで観れるとなれば、ユーザーが自分で見たいやつを選べていいですよね。

上野 健太 いいですね。最初はスマホの画面で想定してるんですが、スマホの画面だと、4つぐらいが限界かなと思って。

ケンフィー 恐らくスマホでずっと見るっていうのは厳しいと思います。何かの記事で読んだのですが、スマホは画面が小さく顔と画面の距離が近いと眺めてる時間が遅く感じるらしく、パソコンやテレビなどの大きい画面は顔と画面の距離が自然と遠ざかるメディアなので、受動的に見るっていう感覚が染みついてるらしいんですよね。

上野 健太 テレビとか、そういうデバイスで広めていくっていうやり方もありますよね。テレビって本当意識して見てないけどただつけてるときとかありますもんね。

ケンフィー 最近テレビ番組自体も、能動的に観ようって思っているコンテンツでは、スマホにとられていく気がするんですよね。でも、この配信のような覗き見コンテンツだとスマホだと絶対長時間見ようと思わないので、そこはテレビが有利な気がします。そういう意味では、テレビもまだ機能的なデバイスなのかなっていうのは感じますね。

YouTubeの動画は疲れる

上野 健太 感覚的に僕は、最近YouTube見なくなっちゃったんですよ。さっき言った通り、(見るのに)疲れちゃって、最近はYouTubeで10分も観ないんですよ。見れて3分ぐらいです。YouTubeの動画コンテンツは、3分や10分の間に、情報量を凝縮するので観る側にとってはめちゃめちゃ情報を消費しないといけないので疲れるんですよ。そう考えると、今ってYouTube上で、どれだけ短い時間にどれだけの情報量を詰め込んで引きを作るか、みたいな戦いになってきていると思います。

ケンフィー 確かにYouTube観るのに頭使いますよね。

上野 健太 一方で、観る側にとっては観るのが疲れてきていて、みんな思考を休めたいメディアを探しているような気がします。実際、その流れを読んでやってるのはTikTokなんですよ。TikTokってなにも思考しないんですよ。僕、めっちゃTikTokを使ってるんですけど、何も検索もかけないし、アプリ側が独自のアルゴリズムで最適化して良いコンテンツを並べてくれるので、ユーザーはスワイプ動作をするだけなんですよ。そうすると、これからそういう情報量も少なくて意識しなくていい、ただ垂れ流ししているメディアとかが流行ってくるんじゃないかって考えがありますね。

ケンフィー それで、たまに面白いコンテンツがあったらループして観る、みたいな感じですね。

上野 健太 結構そういう使われ方がするんじゃないかなと思っています。

ケンフィー 確かにそれもありますね。僕もYouTubeで結構見始めたのが本当4~5年前からなんですけど、その時は「はじめしゃちょー」「ヒカキン」の動画とかを観ていて、そこから「フィッシャーズ」「マックスむらい」など次々にチャンネル登録して観ていました。3年前までは毎日投稿されたら必ず観ていたんですが、最近はコンテンツが増えすぎて全部観れなくなりましたね。

上野 健太 そうですよね。しかも、YouTuberの方は一日一回とか二日に一回撮るじゃないですか。

ケンフィー 観ていないコンテンツが溜まりすぎて、最近は本当に自分の目に留まったやつしか観ないですね。

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